ゴリラ主婦の78ブログ~転んだ先に福来る~

ブログ始めましたウホ🍌日常のあれこれを楽しく書きたいウホ🍌

大好きさつま芋

今月3日から、ファミリーマートが罪深いフェアを開始するそうだ。

 

その名も『ファミマのお芋掘り』🍠

 

先のブログで書いたように、私は芋・栗・南瓜に目がない。しかもファミマのスイーツは、他のコンビニスイーツと比べて一番好きだ。これは逃すわけにいかない。もう全種類食べたい。

 

このように、今はさつま芋が好きで好きでたまらない私だが、実は過去には嫌いだった時期がある。

 

 

子供の頃、よくふかしたさつま芋を家で食べていた。

出されるから食べる、といった感じだったのだが、あるとき急に不味く感じて、その上気分も悪くなってきた。

 

それ以来、さつま芋が苦手で避けはじめた。

スイートポテトは食べられたが、あとは味噌汁に入っているのすら嫌だった。

 

けれど何年かして、石焼き芋を食べたときに「うまぁ〜!♡」となり、またさつま芋が好きになって、今では大好物である。

 

母にそのことを話したら、芋の質が原因だったことが最近わかった。

 

 

 

昔、よくふかし芋を食べていたのは、向かいに住んでいたオバサンが、田舎から送られてきたのをくれていたからだった。

その芋がどれもパサパサで、いわゆるクズイモだったらしい。

 

母としては勿体ないので仕方なく食べ、私のおやつにも出していたそうだが、あまり美味しくないことはわかっていたらしい。

私が嫌だと言い出してから、もういりませんと断りたくなったが言えず、その後ももらい続けたそうだ。もらった芋は自分で食べるか、食べきれない時は捨てていたという。

 

何年かしたあるとき。

新しく引っ越してきた近所の奥さんが、芋をくれるオバサンに言ったそうだ。

 

「芋はもういらないわ。こう言っちゃなんだけど、美味しくないから」

 

隣でそれを聞いていた母は、ハッキリ言うな~と驚いていた。

そしたら芋をくれていたオバサンが、

 

「そんなん、美味しかったら自分で食べるに決まってるやん。いらんからあげてるんや」

 

と、さらに驚くべきことを言う。

開いた口が塞がらないとはこのことだ。

 

 

この件がきっかけで気を悪くしたのか、例のオバサンはその後、芋をいらないと言った奥さんはもちろん、うちにも一切芋をくれなくなった。全くもってありがたい。それにしてもまさか、残飯のようなものをずっと渡されていたとは…。

 

世の中いろんな人がいるなーと思う。

あわやこのオバサンのせいで、私はさつま芋嫌いにさせられるところだった。そんなの人生の3分の1は損している気がする。

 

 

 

このさつま芋事件のように、質の悪いものを食べたせいで、私には、長らく嫌いになっていた食べ物がいくつかあった。

 

ウナギや牡蠣、ウニがまさにそれで、嫌々食べてはいたけれど、焼き魚全般も子供の頃は嫌いだった。最近、近くのスーパーがいい魚を普通の値段で売ってくれるので、魚の皮まで綺麗に食べれるようになり、ありがたく思っている。

 

 

食べ物がマズイ、と感じたとき、その質について考ることも大切かもしれない。

そうしたら、子どもの好き嫌いも直りやすくなるのでは? と、なんとなく思った。

 

子どもの頃の私に、甘い石焼き芋と、柔らかくて美味しいウナギを食べさせてあげたいなあと最近思う。